梅干しの作り方
ジップロックで梅干しを漬ける簡単な方法
スーパーなど市販でも売られている梅干しですが、自宅でも梅干しを作ってみたいと思っている方に、こちらでは簡単な方法を紹介していきます。
こちらで紹介する方法は、ジップロックで梅干しを漬ける方法なので、調味料を合わせてジップロックに梅と一緒に入れておくだけでできます。
これなら忙しい方でも簡単に自分好みの味の梅干しを作る事ができるので、おすすめですよ。
まず、梅干しを作る時期は6月中旬からが適しているので、スーパーなどで梅を見つけたら大きさや品種などを見てお好みの物を購入しましょう。
塩漬けの場合はかなり簡単で、例えば、梅干し1kgと粗塩180gだけでできてしまうのが魅力です。
これなら初めての方でも失敗なくできそうですね。
あとは、雑誌や新聞紙でも良いですが重石があると良いでしょう。
梅のヘタを串で取り除き、水で洗い流し、ペーパーナプキンで水気を拭きとります。
袋に梅、粗塩を入れ、袋の中で梅を転がせて梅に馴染ませ、袋を二重にし、雑誌や本で重石をしますが、この時の注意点としては梅同士が重ならないようにする事と毎日袋を裏返す事です。
3週間ほど待ち、ザルや干網などで2〜3日天日干し、そして保存容器に入れて1ヶ月後くらいが食べごろです。
はちみつ梅干しの作り方
酸っぱいのが苦手という方にははちみつ梅干しがおすすめです。
これならお子様でも食べられますし、食欲がない夏場や毎日のお弁当にも手軽に入れる事ができて良いですよ。
はちみつ梅を作るには、まず梅干しを作る必要がありますが、スーパー店頭に並んでいる梅を使って梅干しから作っても良いですし、市販の塩漬け梅を使ってそれをはちみつ梅にする方法もあります。
手間暇かけて梅干しを作ってみたいという方は、一から作るのもまた楽しいかもしれませんね。
梅干し10粒、塩抜き用の水適量、はちみつ100cc、はちみつ液用の水50ccを用意し、早速作ってみましょう。
梅干を水に漬けて半日塩抜きをするところから始めますが、その際暑い時期であればラップをし、冷蔵庫に入れておくようにしてください。はちみつ100ccと水50ccを鍋に入れて沸騰させ冷ましたものがはちみつ液となりますが、水気を取り除き、塩抜きが終わった梅干しを瓶やタッパー、ジップロックに入れます。
そこに先ほど作ったはちみつ液を入れて冷蔵庫で冷蔵庫で2週間漬け込むと完成するので、非常に簡単ですよ!
瓶の方が見た目は良いですが、今自宅にないという方はジップロックやタッパーでも代用できるので、試してみてくださいね。
はちみつ梅にする事によって塩分が大幅に下がるので、減塩を気にされている方にもおすすめですが、その代わり賞味期限はかなり短くなり、痛みやすくなっていますので、必ず冷蔵庫で保存するようにしてくださいね。
紫蘇入り梅干しの作り方
梅干しの中でも特にこの紫蘇入りの梅干しが好きという方も多いのではないでしょうか。
しその風味がとても爽やかで、梅干しの旨味を引き出してくれますよね。
自宅でもこの紫蘇入り梅干しを簡単に作る事ができますので、ぜひ試してみてくださいね。
まず梅干しの塩漬けを作るところからスタートですが、腐りにくくするために、焼酎を入れると良いでしょう。
梅干しが完成したら、もみじそを作ります。
ボウルに紫蘇を入れ、作った梅干しを浸していた梅酢を少しボウルに入れ、紫蘇の葉をほぐします。
紫蘇を梅の上部に平らに広げて乗せ、梅酢も梅干しが浸かっている容器に戻しましょう。
紫蘇が梅干しにきちんと乗っている状態で、梅酢にしっかりと浸るように重石を調節し、3週間ほど待ちます。
その後、2〜3日天日干し、そして保存容器に入れて1ヶ月後くらいになると、紫蘇の風味もきちんと梅干しに移り、食欲をそそる良い香りがします。
紫蘇入り梅干しは塩漬けよりも手間はかかりますが、その分梅干しを引き立てる紫蘇の香りが食欲をそそり、夏の食欲減退時にもおすすめです。
紫蘇自体にも塩分はありますが、やはり手作りするとどうしても塩分濃度の調節が難しく、塩分が薄くなってしまう場合があるので、少し塩分を濃いめにしておくと長持ちしますよ。
梅干しゼリーの作り方
梅干しは苦手だけど梅ゼリーなら食べられるという方も多いのではないでしょうか。
夏のギフトなどでもよく登場する梅ゼリーですが、自宅でも簡単に作る事が可能です。
様々な作り方がありますが、使う梅干しは甘めのもの、はちみつ漬けのものがおすすめです。
あくまでもゼリーなので、お菓子として楽しめる甘さの梅の方が良いですね。
梅干しに梅酒、水、砂糖、粉ゼラチン、レモン汁などを用意します。
粉ゼラチンと水を合わせてふやかし、鍋に梅酒、水、砂糖を入れ、中火にかけ、沸騰してきたら火を止め、ゼラチン液とレモン汁を加えます。
容器に均等に分け、その中に梅干しを1つずつ入れると完成です。
飾りにミントの葉があればなお綺麗に見えますし、たくさん作りたい場合は、その分材料を増やすとたくさんできますよ。
梅干しは粗熱を取ってから入れ、その後冷蔵庫で冷やして固めてください。
ゼラチンを使わなくても、粉寒天を使ったり、紅茶を入れたりしても一風変わった味が楽しめますよ。
ヨーグルトを混ぜても良いですし、別の味のゼリーと2層にしても見た目が綺麗で美味しそうですね。
焼梅干しの作り方
焼き梅干しダイエットという言葉もあるくらい、今梅干しの中でも特に焼き梅干しがブームになっています。
梅干しを焼いて食べるとダイエット効果があると言われており、SNSなどでも話題になっていますが、その作り方はどのようにするのでしょうか。
焼き梅干しを作る方法は3種類ありますが、まずはレンジで作る方法を紹介します。
梅干しを耐熱皿に乗せ、ラップをふんわりとかけ、500Wで1分間チンするだけで簡単にできちゃいます。
次に、フライパンで作る方法ですが、焼き網やグリルでも可能です。
梅干しを弱火で焦げないように焼き、中まで熱が通ったら完成ですが、この時焦げめを付けても付けなくてもOKです。
油をひかず、素焼きにする事で香ばしく、カロリーオフになりますよ。
最後にトースターで作る方法ですが、アルミホイル2枚をくしゃくしゃにし2枚を重ね、その中に梅干しを入れて包み、口を閉じます。
トースターで10?20分焼くだけで完成ですが、とても焦げやすいので、ちょこちょこ様子を見るか、途中で裏返すと良いでしょう。
案外簡単にできる焼き梅干しですが、1日に3粒を目安に食べると良いそうです。
また、塩分が気になる方は減塩のものや調味料漬けの梅干しを使うと良いでしょう。