梅干しの塩分
梅干しの塩分はどれくらい
梅干しといえば、まず最初に思い浮かぶのは「すっぱい」というイメージではないでしょうか。
思い浮かべるだけで口の中がすっぱくなってきたという方も多いと思います。
そんな梅干しにはどのくらいの塩分が含まれているのか、こちらで紹介していきます。
大粒の梅干しは10g前後で、一粒あたりに含まれる塩分は2g前後と言われていますが、最近では減塩を意識した梅干しもたくさん出てきており、1粒あたり1g以下の塩分しか含まれていない梅干しもたくさんあります。
大体そういった塩分控えめになっている梅干しは10%前後の塩分量、つまり1g前後の塩分が含まれている事になるので、1日1粒食べたところで何の問題もありません。
毎日食べる方であれば、1日1粒?2粒くらいは健康のために食べても大丈夫という事になります。
しかし、梅干しにも様々な種類があり、梅干しと調味梅干しでは含まれている塩分濃度が異なる場合があります。
梅干しの場合は、10%?20%程度の塩分が含まれていますが、調味梅干しは、塩漬けした梅干しから塩分を抜き、砂糖や酢、はちみつ、かつお節などの調味料で味付けしたものなので、比較的塩分含有量は低いものが多いです。
もし塩分量が気になるのであれば、こちらの調味料梅干しを食べると良いかもしれませんね。
塩分控えめの梅干し
最近では「減塩」という言葉が流行り、どんな食品でも減塩を意識しているものが多く見られます。
塩分の摂りすぎは体に良くないという事は誰もが知っている事になり、高血圧などの症状を引き起こしてしまうリスクもある事から、日頃から塩分を控えて生活をしている方も多いと思います。
すっぱく、いかにも塩分がたくさん含まれていそうな梅干しですが、最近ではこの減塩ブームに乗って塩分控えめの梅干しもたくさん販売されています。
塩漬けされている一般的な梅干しには、塩分量が10%?20%程度含まれていますが、特に20%もの塩分が含まれているものはかなり酸っぱく、塩分もきついので、1日に1粒であっても塩分摂りすぎになってしまう場合があります。
しかし、10%程度のものであれば塩分が控えられている梅干しであると言えるので、実際に含まれている塩分量は1g前後である事から、1日1粒食べても何ら問題はありません。
日頃から塩分を気にされている方、健康のために梅干しを食べたい方には、こういった塩分控えめの梅干しがおすすめです。
梅干しを買う時には「減塩」と表記されているものや、ご自身で塩分含有量を確認してから購入すると良いでしょう。
梅干しは腐らない?
昔から保存食とされている梅干しですが、本当に腐らないのか気になりますよね。
梅干しは本当に長期間保存がきくのか、腐らないのか、賞味期限等を見ていきましょう。
市販の梅干しには一応賞味期限が記載されていますが、あくまでも「賞味期限」という事で、「この期間内に食べ切らなくてはいけない」という訳でもありません。
しかし、当然長期間置いておくと腐ってしまいますし、カビが生えたりもします。
梅干しがどのくらいもつかは、保管の方法や塩分の多さで大きく変わってきますが、特に長くもたせたいという方は梅干しの塩分が多いものを選んだり、冷蔵庫での保存をおすすめします。
スーパーなどで売られている梅干しの多くは塩分が10%以下のものが多く、あまり保存がききませんが、20%程度のものを購入すると、それだけ腐りにくくなりますが、塩分を気にされている方にはあまりおすすめできません。
梅干しには塩漬けものと調味料梅干しがありますが、特に塩漬けのものの方が塩分が濃く、調味料梅干しは酸っぱさもなくなり食べやすいですが、塩分が少なく、保存期間は短くなります。
また、冷蔵庫で保存していても、しっかりと密閉できるタッパーを使ったり、梅干しをつかむ時は綺麗なお箸を使ったりするようにすると、より長くもちますよ。