梅干しの効果効能?
梅干しは頭痛に効く?
頭痛を持っている人も多く、毎日のように悩まされている人もたくさんいると思いますが、そんな方は何をしても頭痛が治らないという場合もありますよね。
食べるだけで頭痛が改善すると言われている梅干しを食べると、本当に頭痛が治るのでしょうか?
こちらでは梅干しと頭痛の関係について紹介していきます。
実は梅干しの頭痛改善効果は科学的に立証されているので、100%とは言い切れませんが、頭痛に効果がある可能性が高いと言えるでしょう。
頭痛の頻度にもよりますが、梅干しの香り成分「ベンズアルデヒド」に鎮痛効果がある事が分かっています。
昔の人は頭痛が発生したら、こめかみに梅干しを貼る事で対処してきたようですが、まさにこの行動によって香り成分をじかに嗅ぐ事ができ、痛みが緩和していたようですね。
もちろん、現代ではこめかみに貼るのは難しいので、梅干しの匂いを嗅ぐだけで良いです。
しかし、外出時にはどうしても梅干しを食べるのは難しくなってしまうので、そういった時には梅干しドリンクを持参してみてはいかがでしょうか。
ペットボトルに水と梅干しを入れてかき混ぜるだけですが、このドリンクをハンカチなどに染み込ませれば、自然と梅干しの匂いを嗅ぐ事ができますよ。
二日酔いに梅干しは効果あり?
二日酔いの時には梅干しが良いと言われていますが、果たして本当なのでしょうか。
つい飲み過ぎて二日酔いになると、次の日頭が痛く、胃がキリキリしたり、吐き気があったりと、体調不良に陥りますよね。
しかし、仕事はいかなくてはいけないといった状況だと休む事はできないでしょう。
そんな時にはぜひ梅干しを試してみてください。
お酒を飲み過ぎて荒れた胃腸の粘膜を保護する働きがあるので、お酒を飲む前に梅干しを食べておく事が理想ですが、二日酔いになった翌朝でも荒れた胃粘膜の修復をしてくれるので、効果があると言えます。
二日酔いになった体は酸性になっていますが、梅干しを食べて弱アルカリ性に戻してくれる事で、体のバランスを整えてくれます。
沈黙の臓器である肝臓の機能を回復させてくれる効果もあるので、飲み過ぎたなぁと思ったり、今日は飲まなければいけないという日は、ぜひ梅干しを食べてみてくださいね。
そのまま梅干しを食べても効果がありますが、梅湯にする事で梅干しの酸っぱさが苦手な人でも飲みやすくなるので、おすすめです。
お湯ではなく、緑茶で割っても良いですし、どうしても酸っぱい梅干しが苦手なのであれば、はちみつ梅でも効果はあります。
胃もたれに梅干しはいいの?
つい食べすぎたり、重いものを食べて胃もたれしているなんていう人も多いと思いますが、こちらでは胃もたれへの梅干しの効果を紹介していきます。
二日酔いになった時に重宝される梅干しですが、胃もたれの時にも当然胃が荒れているので、二日酔いと同じような状況になっている事でしょう。
胃が荒れているという事は胃酸が過剰に分泌され、体内が酸性に傾いてしまっている事になりますが、梅干しはアルカリ性なので、酸性に傾いた体を弱アルカリ性に持ち直してくれる効果があります。
胃粘膜を保護する役割も持っているので、胃が気持ち悪い、吐き気がするといった時にはぜひ梅干しを食べてみてくださいね。
そういった時には何も食べたくないと思う方が多いと思いますが、梅干しをそのまま食べるよりも、暖かいお湯に入れて飲む事をおすすめします。
ごくごく飲むのではなく、スプーンで1杯ずつすくって飲むと気持ち悪くならずに飲みきる事ができます。
その際、できるだけ丁寧に梅干しをほぐし、梅干しとお湯を残さず飲むと効果が高まります。
お湯だけではなく、緑茶やほうじ茶、出汁湯にしても香ばしい香りになり、気分が落ち着くかもしれませんね。
梅干しの香りにも健康効果があると言われているので、お湯から香ってくる匂いも楽しみながら、弱った体を立て直してみてくださいね。